Tagoo 白と黒の伝説[百鬼編]

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親記事 白と黒の伝説[百鬼編]
タイトル
真の電波度★★★★
日付Thu Mar 6 02:17:41 2008  
書いた人コメント一覧サイボーグMSX <kawamura@amatsukami.jp>

 泣く子も黙るスタジオWINGの処女作。MSX1でも初期の部類に入るのでゲーム自体は地味な選択式AVGであるが、BGMが付属のテープで梱包されているなど製作者の気合いが伝わってくる。
 内容はもうなんというべきか他に比類するタイプが存在しないとしか論評しようがないシナリオ展開。突っ込みどころは満載なのだが、なぜか笑えない恐怖が内包されている超独特の世界観。スタジオWINGの作品は一貫してこのテイストで突っ走っているため、ある意味第一作で完成されているとも言える。

 人を選ぶタイプのゲームは多いが、人をここまで選ばせるゲームメーカーは珍しいと思う。しかし同社のゲームはすべて、製作者があえて自己の表現方法にゲームを選択したことが強烈に伝わってくる怨念めいたものがある。この世界観を漫画や小説という媒体で制作しても、この狂気は伝わらないだろう。恐らく作者は”己の使命”としてこのゲームを製作したに違いない。

 狙ったシナリオではなく、ガチの恐怖に耐えられる人だけにお勧めできる究極のカルトゲーム。

 
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