確かにゲーム的にパズルゲームに近いものがありますが、個人的には謎解きの理不尽さなどからコマンド入力式のアドベンチャーゲームの感じを受けました。ただコマンド入力式のアドベンチャーゲームにはロマンがあったがロマンシアにはロマンがない(笑)
またPC88版そのままというのも同意ですが、当時のMSXソフトは劣化移植が多かったから、自分はむしろほっとした口です。MSX専用のオリジナルゲームとして企画されたら,もっとマシなアクションゲームになったんだろうけど。
自分はMSXFANの創刊号の特集記事で何とかクリアしましたが、同号に「MSXでは不可能だと思っていたザナドウ発売決定!」の記事に殺意が湧きました。素直にザナドゥ出してくれよ!
ただ同時期にコンプティークで連載された、円英智氏の漫画版ははまりましたね。円英智氏は日本のファンタジー漫画家の元祖みたいな方ですが、ご病気で引退してしまったそうで残念でなりません。
ただ当時のパソコン雑誌に1年間コミカライズが掲載されたことや、当時のパソゲーメーカーでのぶっちぎりのブランドだった日本ファルコムの作品ということで知名度はかなり高いんじゃないでしょうか。
当時の他機種パソゲーマニアに、伝説の聖戦士アシュギーネ の理不尽難易度のネタを振っても理解してくれないけど、ロマンシアの話題には「ああアレね」と乗ってくれた記憶があります。
そういった意味で覇邪の封印やうっでぃぽこのようにMSXユーザーと他機種ユーザーを繋ぐ架け橋となってくれたタイトルですね。
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