コンパイルを支えた天才プログラマー、PAC藤島氏の作品
一世を風靡したザナックのプロトタイプ的タイトルと言えるが、ストーリー的には「ファイナルジャスティス」→「ガーディック」→「ブラスターバーン」→「ガルケイブ」とつながっているとのこと。
どちらにせよコンパイルのシューティングゲームの源流と言えるだろう。ランダーもちゃんと出現する、デザインがちょっと違うけど。
システムは大雑把に言えばザナックから地上面を抜いた感じだが、個性的な敵キャラクターが絶妙なアルゴリズムで雪崩の如く襲い掛かってくる。
単純かつ地味だが、シューティングゲームの根本的な楽しさである、弾除けの醍醐味を十分に味わえる玄人好みの作品になっている。
また敵キャラのアニメーションや、動きの美しさは非常なこだわりを感じる。ここら辺はザナック以上なので是非一度は見てほしい。
難易度はコンパイルのシューティングの例に漏れずかなり高いが、ランダーでの体力回復をパターン化できれば99面攻略も夢ではない。
ただし攻略には2時間以上かかるので、体力と集中力との勝負になる。
ちなみに99面をクリアーするとちゃんとエンディングがある。ネタバレすると往年の名作「ギャラクシーウォーズ」リスペクトなのか「GIVE UP!!」と表示される。ゲームセンターあらしになった気分が味わえるぞ。
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