MSX極初期の、大変シンプルなゲーム。
名前でもわかるとおり、バレーボールなんて高等なモンじゃなく、レシーブ
しかできないゲームなんだが、パスボールってタイトルはかなり言い得て妙だ。
(っつーか、パスボールって後逸の意味じゃなかったけ?)
マッチ棒なメンバー2人がぐりぐり動くだけの、これでどうしろって感じの
画面なんだが、動きがひたすらスピーディーで滑らか。
やれることが少ない分、操作も大変単純。の割に、意外と微妙な操作が
効いたりしてやけにテクニカル。
昔のスポーツゲームは操作がややこしく(且つめんどくさく)、操作ミスで
イライラすることが多かったことを考えるとこの操作性は有る意味画期的。
これで対戦でもやった日には無駄に熱くなりすぎてしまう。
これのためにジョイスティック2つ買うってのもナンだが。
ひたすら愛想のないソフトだったが(時代を考えれば当然)、
ファミコンのバレーボールより面白かったと言ったら褒めすぎだろうか。
そうそう、MSXマガジン付録のガリウスの迷宮完全マップのなかで
引き合いに出されてたりしたのも不思議な思い出である。
※遙か彼方の記憶を頼りに書いているので、際限なく美化されている可能性アリ。
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