数あるMSXのタイトルの中でもぶっちぎりに胡散臭いソフト。TOKYOナンパストリートがさわやかに思えるほど。
ゲームはウィザードリィの地下迷宮のような団地を徘徊しながら、団地妻にコンドームを実演販売するという脳味噌に梅毒が廻ったとしか思えないゲームシステム。
中学時代に「親父が持っていた」友人宅でプレイしたのだが、参加者全員が「団地妻って怖ええ」と間違った知識をインプットされた。
ワイヤーフレームで描かれるプレイ画面に出現する団地妻はモンスターそのもので、おまけに幽霊やオカマやヤクザが頻繁に出現する。しかし最強は間違いなく団地妻で、プレイに満足してくれないと多額の金銭を要求してくる。
ちなみに88版もプレイしたのだが、MSX版のほうが団地妻のグラにインパクトがあっておススメ。
「イイトコロニキタワネ ❤」と言いながら、空手のサンチンの型で構えるオバサンは必見
今でも忘れられないのは、団地には様々なアイテムが散乱しているのだが「ビニホン」や「ウラホン」が当時の知識では理解できず、「なんかすげえ」と猛烈に興奮した記憶がある。因みに体力が向上するが知性が下がる。
さらにどうでもいいことだが、「週刊アスキー」や当時のパソコン雑誌「テクノポリス」もアイテムにあるのだが、「週刊アスキー」は知性が上がるが「テクノポリス」は知性が低下する。そこで俺たちは「テクノポリスはいやらしい!」とこれまた間違った知識を植え付けられた。徳間書店から抗議はなかったのだろうか。そういえば普通に「ヘイボンパンチ」とかあったな・・
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