ムーンパトロールのレビューでも触れたが、日本国内ではそれほど受けなかったが、海外では大ヒットして熱狂的なファンがいるゲームが幾つかある。このザクソンもそんなタイトルの一つ。
どれぐらい人気かというと「13日の金曜日 完結編」の主人公の少年がプレイする場面があるほど(わかりにくい説明ですいません)
ダブルドラゴンやガンシューとかが海外で人気なのは何となく理解できるが、ザクソンが大ヒットした理由はいろんな外人さんに聞いても「it's so cool だってカッコイイだろ」と、そっけない返事ばかり。謎だ。
もちろんゲームとしては、きちんと纏まっていてそこそこ面白い。個人的には派手な色彩の未来都市のグラフィックが好きだったが、斜めスクロール(クォータービュー)は操作しずらいので、見ている方が楽しいという印象。
ところがyoutubeを見てみると、おびただしい数の機種に移植されている模様でびっくり。
中にはDragon 32とかいう、ZX Spectrumより劣る白黒画像のイギリス製の謎マシンにまで移植されている。電子ゲーム版の方よくできてるぐらいだが、イギリス人はそこまでしてザクソンがやりたいのだろうか。
MSX版の移植度は相変わらずの8ドットスクロールで、ゲーム展開がややもっさりしているが移植自体は良好でいい感じ。何よりBGMが追加されているのが嬉しい所。哀愁を帯びたOP曲は耳に残ります。
|