イーグルファイターは現役当時結構遊んだタイトルで、にわかミリオタだった自分にはお気に入りだった。しかしいつの間にか友人に借りパクされて行方不明に。もともと[ミスタードゥvsユニコーンズ]と一緒に従弟から強奪したものだから、まあ仕方がない。
そんなわけで最近某オークションで30年ぶりに入手。当時は裸ROMだったが、今回は有り難いことに箱説明書付。
まずはパッケージのイラストだが、自衛隊広報のポスターそのまんま。当時通っていた剣道教室の壁に自衛隊のポスターが張ってあり、一瞬「なぜMSXのゲームのポスターがあるんだ?」と混乱した記憶がある。
ちょっとだけ書き換えてあるのが、敵キャラの軍用機らしきものが追加されている点。これがまた解りにくく背面飛行状態で描かれているのだが、盟友のK2さんは初見で「MiG-25フォックスバット」と看破した、流石だ。
発売された1985年は冷戦真っ只中だったから、自衛隊VSソ連が舞台のゲームだとずっと思い込んでいた。
ところがマニュアルを見てみると、とんでもないことが判明。
「イラストのフォックスバットMiG-25(ソ連)他、ブラックバードSR-71(米)ファルコンF-16(米)ホーネットF18(米)ハリアー(英)スターファイターF-104(米)と6種類があり、あらゆる攻撃を仕掛けてくる」(原文のママ)
カシオの世界ではいつの間にか、自衛隊は米英ソ連と戦争している模様。
「日本の運命はMSXと君に託された!」そう考えるとジョイスティックを握る手にも汗がにじむ。
え?当時の自衛隊は空中給油機ないだろうって?細かいことはいいんだよ!(得意の逆切れ落ち)
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