電波新聞社製なので、ベーマガ(スーパーソフトマガジンの方か?)に
よく広告が載っていた。当時から、単調そうだけど、なんだかやりたいゲーム
と感じていたが、田舎故ショップで実物を拝むこともなく月日は過ぎた。
が、最近プレイする機会に恵まれ、当時プレイできたらかなりハマったろうなぁ・・・
という感を強くした。
ムーンパトロールというタイトルであるが、内容はそんな平和なものでなく、
「月面大戦争」とでも言うべきシロモノ。敵は上から前からわらわら現れ、
しかも行く手には岩とクレーターが立ちはだかる。車なのにジャンプとは
如何なモノかと思うが、やはりジャンプが無ければ撃つだけの単調ゲーム。
やはりジャンプこそがこのゲームのキモであろう。
上空の敵は後ろから現れる(よく考えれば、これはかなり斬新である)ので、
なるたけ画面左側に寄って出現と同時に撃破したくなるのだが、面が進むと
敵もやられる前に弾を撃ってくる。月面車はスクロールの関係で、右側に
進む(スピードアップ)のはゆっくりだが左に進む(スピードダウン)は
そこそこ速いため、敵弾回避にはなるたけ右側に出ている方が選択支は広がる。
っつーか、左端で敵から弾を落とされると殆ど逃げられない。
でも右側に寄ると、月面の敵タンクやクレーターに対処する時間的余裕が・・・
パトロールとか言いつつ、実は敵の戦線を突破して貴重な物資を輸送している・・・
とかいう設定でOKなくらい人類の制月権は弱体に感じられるのだ。
でもBGMは、退屈なパトロールにぴったりな呑気な曲である。でも好き。
しかし、横スクで真上に弾撃てるゲームって、改めて珍しいよな。
あ、グラ2のアップレーザーとかあったか。
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