確か当時、太平洋の嵐がやりたくてやりたくてしょうがなかったが、98専用だったので
MSX版も出たこちらをやった。第一艦隊を出撃させないと艦隊を直接指揮できなかったり、
出撃させたらさせたでコマンド回数は増えるが、予算も使えなくなってしまうなど、
戦術級なのか戦略級なのかイマイチはっきりしないゲームだった。
ただ、第一艦隊を呉から出さずに他の艦隊に指示を出して、無電が入ってくるのを一喜一憂しながら
待ち続けるゲーム展開は、結構それっぽくて好きだった。そこら辺、2以降にはないこのゲームの
良い点だと思う。
で、これを2までやって、すごい楽勝で勝てるようになった頃、Winで「太平洋戦記」をやってみたが、
あまりの難しさに昭和17年を迎えずして投げ出してしまい、このゲームの簡単さを思い知った。
このゲームはとにかく空母が強く、それに比べ基地航空隊の活躍は低調だ。また、HEX戦でも
艦隊同士だと画面端まで逃げて離脱できるが、航空機相手だと制限ターンいっぱいまで逃げられない等、
空母を大量生産しないとお話にならない。が、新規建造は工業力を著しく消耗するので、改造がオススメ。
軽空母でも50機まで搭載できるので、能力の低い要らない軽巡洋艦(5,500t級を中心に)を
片っ端から空母にしてしまうのがいい。それから要らない戦艦もだ。
あと、航空機技術が低いと、航空攻撃があまり効果を発揮しない。逆にどんな不利なシナリオでも、
航空技術さえ敵より高ければ、結構勝てる。あと、もしかすると戦闘機が要らないほど爆撃機の反撃が強い。
いろいろアラはあるけど、連合国同士を離反させて日本と同盟結ばせたり、占領地でいっぱい徴兵したり、
結構いろいろやれて自由度は高かった。操作性も、非常に良かった気がする。
いろいろズルい事は裏技の方に書いておくので興味のある方はどうぞ。
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