自機の残数は無限。
3人いる王様が風船に全てさらわれるとゲームオーバーという
一風変わったシューティングゲーム。
アーケードのときは自機がいくらやられてもいいというのが魅力で結構やったが、
やっぱり自機がやられると王様がさらわれやすい。
さらわれても上空にいる間に風船を打てば戻ってくることが
アクセントになってゲームをさらに面白くしていた。
ギャラガに繋がったアイデアだろうか。
シューティングというとどうしても殺伐とした雰囲気だが、
この王様は危機感もなくふらふら動いているのが何ともユーモラスで親しみやすい。
さらわれたら「ヘルプヘルプ」と叫んで、助けられたら「サンキュー!」だもの。
なんとも能天気といおうか。
アーケード版では音声合成でナムコ初の喋るゲームだった。
MSX版ではPSGのメロディでそれっぽく喋っているように聞こえる。
後のボスコニアンのようなサンプリングでは
ゲームの進行が止まるためだろうがやぱりナムコのセンスと技術力は素晴らしい。
MSX2は下請けに出していたが、MSX1の頃はナムコ社内製だっとか。
|