ハズしたくない、という気持ちはよくわかりますが、ファミコンで
初代ファミスタをやるのでなく、あくまでMSXで野球をという事なら、
「激突ペナントレース」シリーズが無難なように思えますね。当時、
仲間でリーグを作ってトーナメントを開き、結果を新聞で配布していた
ほど燃えた経験があります。
ただし、問題の「プレイボールIII」ですが、今MSXで遊びたいという
意識を持つ人なら、ひょっとするとアタリかも、という気がします。
「激ペナ」のスピード感と手堅い作りはコナミだからできたと言える
高レベルなものですが、優等生なだけに、細かい不満点が目だってしま
い、チームエディットに時間をさいたわりには、結局あまりプレイし
ていない、というような事も最近は目立ってきました。本題から外れて
しまうので多くは書きませんが、「観戦モード時の選手起用」と「打球
の軌道パターン」そして「CPU側の思考ルーチン」、このあたりで
マイナスの意見が一致するのでは?と思っています。2よりも初代の方
が好きです。ゴロの抜けかたとか、フィーリングで随分ちがいますね。
「プレイボールIII」はエディットチームに成長の要素があり、はじめは
草野球状態なのでショックですが、それでも憎めないというか、色々と
工夫を凝らしてがんばっているのが分かりました。絵も可愛らしい。
腰をすえ、電源ボタンにのびる手をなだめすかしながら、アラ、意外と
楽しめる、このさきには何かある‥、そう思わせるゲーム。
ランナーなしの場面で、セカンドゴロをつかんで本塁に投げ返してきたヤツ
を見たことがありますが、わざとやっていそうな雰囲気があります。
すでにUSERさんが指摘されているように、トロい(攻守切り替えで
毎回アクセス入ります)ので、どんどんプレイを消化して行くのには
向いてません。難しいところでしょう。
激ペナは名前6文字で濁点・半濁点が1文字として扱われ、プレイボールIII
は濁点・半濁点つきの文字が別に用意されていて4文字。ナイス。
|