MSXしか持っていなかった少年が、
あの R−TYPE を手にすることができる…という
ひとつのステータスの為に存在することが許されたソフト
…だと私は認識しておりますが………。
そもそもMSX1でR−TYPEを、面欠かすこなく
1本で無理やり動かしてくれてるんだから、
文句なんぞ言ったらイカンのですよ。
ていうか、充分凄いと思うよコレ。
3面。
2重スクロールじゃん。
こういう被りアリの2重スクロールは、MSX1では他にないんじゃないか…?。
(まぁ、お陰で当たり判定処理がメチャクチャだが…)
スタッフロール。
1ドットスクロールじゃん。
たっぷり時間かけてムチャクチャな処理してるから、
エンディングのBGMもたるもたる…しかも延々ループする…。
(ぃゃ普通に8ドットスクロールでさっさと文字流してくれた方が、
どれだけ良かったか…とは思うが)
もはや、ゲーム性云々評価するゲームじゃないんだよ。
「ヤってくれた」事そのものを評価するゲームなんだよ。
それにこのオリジナル描き下ろし画の
パッケージ&カートリッジの渋いこと渋いこと。
当時少年だった私は、無条件に感謝したものさ。
(同時期に発売したゴーファーの野望とどっちを買おうか迷ったあげく、
コッチを選んだ自分を責めたりは、したさ……………今でもな……)
|