MSX・FAN1987年11月号のバブルボブルの攻略記事中の画面写真をよく見ると分かるのですが、実はバブルン以外のスプライト(敵、ボーナスフルーツ、泡)って全部スプライト一枚で描画されてるんですよね。
MSX2の拡張スプライト機能のラインごとに色を変えられるアレね。
ぜんちゃんもどらんくもひでごんずもラインの色分けだけで再現するという職人芸。
ドッターの人は頑張ったよ。
お陰でバブルン+スプライト3枚以上が並ぶとチラつきはじめるFC版と違って、MSX2版はバブルン+スプライト6枚まで描画できるのでゲーム中もほぼチラつきません。
画面が泡まみれになりがちなこのゲームでは割と大きなアドバンテージでした。
まあ動作がもっさりしてるのとBGMがヘナヘナなので差し引きでは微差で負けてる感じでしたが(笑)
それはともかくゲーム自体はオリジナルの面白さを程よく再現していて好感触。
元のゲームが超名作なのもあって今でも十分に遊べます。
当時の雑誌の扱いではそれほど注目されてない感じでしたが、MSX2のアクションゲームの中ではおさえておいて損のない1本でしょう。
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