| 確かこの号だったと思う…初夏号だったら申し訳ない。 
 ちるどれん・うぉーずというゲームが入っていたのだが、非常にお気に入りでした。
 5人の「ガキ大将」がいる小学校のクラスでの覇権を争うゲームです。
 
 たしか、クラスの人数は40人。(自分を含めて45人?)
 ガキ大将は、力持ち、秀才、金持ちの坊ちゃん、
 なに考えてるかわからないひょうきん物、自分の5人です。
 
 1年間の12ヶ月がそれぞれ「1ターン」となっていて、
 1ターンはパラメータ上げ(勉強・体力トレーニングなど)、
 他のガキ大将との交渉(同盟を組んだり喧嘩したり…)、
 イベントの3つの要素からなっていました。
 
 イベントでは、突発的なことが起こります。
 給食の時間に友達に笑わされて鼻から牛乳を出し、人気が下がるとか、
 仮面ライダーカードを手に入れるが、ショッカーの怖さを思って勇気が下がるとか
 「小学生らしい」イベントばかりです。
 
 そのイベントで手に入れたアイテムは、ガキ大将同士の交渉でも使えますし、
 「クラスの仲間」に上げることで、自分の陣営に引き込んだりも出来ます。
 
 
 で、12ヵ月後に一番「子分」が多ければ勝ちなのですが…
 実際、勝っても負けてもエンディングは同じ。
 「1年間、みんなと過ごして楽しかった!」って感じの、ほのぼのした終わり方です。
 
 
 ゲームとして十分成り立たせながら、この「何事もないほのぼの感」は
 なかなか出せるものではありません。
 非常に感銘をうけた1作。
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